子供の成長「手を放しても目を離さないで」


今回はちょっとしたつぶやきを・・・

想像もつかない事件が年を増すごとに増えていきます。
働いて間もないころ、「神戸連続児童殺傷事件」がありました。
子供の生首が小学校の正門に置かれた事件です。
犯人が逮捕されたとき、名古屋にいる友人宅に友達2人と遊びにいき、4人で夜テレビを見ていたとき犯人逮捕のニュースが流れ、14歳の中学生による犯行だと知ったとき、体中に鳥肌がたち、4人で言葉がでないほど驚いたのをハッキリ覚えています。
あのころは、「子供がこんなこと!」と思っていたことも、最近は驚かなくなりました。

先日、川崎で起きた中学一年生が殺された事件。
なぜかわかりませんが、この事件が気になって仕方がありません。

自分にも息子がいるから・・・
息子もバスケをしているから・・・

そんな理由からなのか・・・この事件に真底心を痛めています。
事件の真相というよりは・・・

事件当時に周りにいた少年たちは「仕方のないことだ」と思っているのか
殺されて当然だと思っているのか
周りでその瞬間を見ていた少年たちは恐怖を感じたのか
それを見ながら少年たちは「かわいそう」と思っていたのか、それとも笑っていたのか

なぜそんなことが起こったのかも気になりますが、その事件にかかわった少年たちの感情が気になります。想像もできないような行為があったという記事を読むたびに、きっとこの事件を知っているみんなが思っていること、
「どうにかもっとできなかったのか」

今年度、息子の小学校のPTAで生活指導の委員長を務めました。
正直、PTAの存在・活動に疑問を抱き、活動の大変さに不満も抱いていました。
私は人とのコミニケーションがどちらかというと得意ではありません。
団体行動も群れをなすのも苦手です。
息子が通う幼稚園・小学校共に目立たぬように、卒園・卒業まで静かに過ぎ去って無事に終わってくれればいいと思っていました。
そこでまさかの5年生になってからの委員長・・・
あと数か月でお終わりますが、1年たって思うのは・・・

人と知り合うことで子供の見守りになるということ。

「さっき〇〇で息子さん見たよ!」
「昨日息子さん〇〇にいてたね」
「〇〇くんと仲がいいの?私よく知ってる子なんです。」

という声掛けに、自分で見ていた息子とは違った視点からの子供のことが見えることがありました。
そして人に気にかけてもらえるということは、子供は大事にされていると感じられるのではないでしょうか。
私が息子に

「今日ここで〇〇してたやろ?」
「昨日〇〇で何してたん?」

と聞くと、なんでも知っている母親に驚きます。
5年生になった今でも、母親の私を一日何回も呼びます。
自分のしていることを見てほしいと要求してきます。

「手を放しても目をはなさないで」

という言葉を子供が小学校に上がる時、かけて頂いたことがあります。
正直、忙しすぎて「そんな余裕ないし!」って思ってしまうことがあります。
でも何かのSOSは必ず発しているはず。

人と交流せず孤立して、殻に閉じこもってしまう人が多い最近ですが、
みんながみんなに目を向け、犯罪がない世の中になっていけばいいのにと・・・
心から思った・・・そんなつぶやきでした。

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