1.17 ~改めてお悔やみ申し上げます~


 

明日、1月17日は阪神大震災の日です。

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あれから20年・・・
その当時は高校生で、揺れる少し前に目が覚めて何時か時計を確認しようと思った時に大きく揺れたのを覚えています。
吹田では大きな影響はなかったのですが、兵庫県に住んでいた友人に水や必要なものを持っていった時、駅から出て見た光景に驚きました。
家の壁が崩れ、屋根だけが上に乗っている状態を目の当たりにしました。
まだ余震が続く中、住めなくなった家の駐車場の車中で家族と共に生活している友人に、その場所を離れることを進めましたが、離れたくないといいはりました。
どんな状態であろうと、家から離れるというものは辛いことなのだと痛感しました。

阪神大震災以降、日本では大きな地震がいくつかおき、住宅づくりでは耐震性が大変重要となりました。そんな中、今回は「ゴム脚支持脚」についてお話したいと思います。

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床を施工する際、直貼り、根太組、剛床、置床、固定床など様々な工法があります。
その中でも置床・固定床は、ゴム脚支持脚を使用する施工方法になります。

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防振ゴムのついた支持脚をコンクリートスラブの上に置き、床パネルを支える床仕上げ構造で、マンションなどでよく使われます。スラブと床との間に隙間を作ることで、給水・給湯管・ガス管・電気配線等を自由に通すことができ、スラブ面に接している防振ゴムの性能で階下への騒音を低減できます。また隙間があることで保温性にもすぐれ、弾力性が床に生じるので、柔らかくなり疲れにくいというメリットがあります。
しかし、スラブに固定されていないため、地震などが発生するとスラブから浮いたり、バウンドしたり、ずれたりする場合があります。そこで万協では「スラブロックシステム」という独自の特許技術で接着剤の注入方法を開発し、突き上げ・横揺れにも強く、振動実験では震度5の条件でも異常なしという結果をだしました。そして耐震性・遮音性・剛性に優れた「固定床」が生まれました。
万協のゴム脚についてはこちらもご覧ください。

復興が進み、新たな街並みが戻りつつありますが、亡くなられた皆さま、被災された皆さまへ、改めてお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 

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