ここ最近、システムキッチン・キャビネット・下駄箱・洗面ユニットなどによく使われている「スライド丁番」のお話です。
「丁番」って本当は「蝶番=蝶の番(つがい)」って書くんですよね。
形状が花に止まっている蝶の雄と雌に似てるところからついたらしいです。
ご存じでした?
建具などに使われる丁番は、表に金具が見えてきちゃいます。
こんな感じの丁番が主流で、ちなみに写真の丁番は「フランス丁番」とよばれるものです。
「スライド丁番」は外から見えないデザインになっているので、家具や収納扉のデザインがスッキリと仕上がります。さらに扉の角度が決まった角度で止まるように作られているので、狭い洗面や台所など他の家具に当たったりしないんです。
そして今までの丁番との大きな違いは、扉の傾き・隙間・上げ下げの微調整ができるようになりました。だから取り付けてから現場で調整ができます。
だから、古いキッチンでも現場で微調整して合わせられるという画期的な丁番です。
↓ 一番手前のビスは、扉の傾きを調整。
扉を左右に動かして調整できます。
↓ 真ん中のビスは、扉の上下を調整。
↓ 一番奥のビスは、扉の隙間を調整します。
扉を前後ろに動かして調整できます。
この3つのビスを使ってすべての扉の調整をし、最終的に均等な隙間で仕上げます。
扉の取付施工が簡単になりましたが、調整していくのもなかなか手間がいるんです。
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