フローリングの床暖対応とは?


フローリングが普及し、カーペットや畳からのリフォームが増えておりますが、フローリングは「足が冷たい」という事が悩みでした。
そんな悩みを解消してくれるのが「床暖房」。
でも今度は「床暖房」に対応したフローリングが必要となりました。
そんな「床暖房」とはどんな仕組みなのでしょうか。

20140901_5

床暖房には「電気式」「温水式」「温風式」の3つがあります。
「温風式」は、高温の温風を床下内に循環させて暖める方法です。
「電気式」は発熱体(または蓄熱体)を床材直下に組み込み、これに通電して加熱する方法です。

20140901_7
床下にひかれたシートヒーター

「温水式」は床下配管に温水を流し、床材を加温する方法です。

20140901_6
床下に組み込まれた配管

床暖房は全体に敷くのではなく、床面積の60~70%程度の部分的に敷くのが一般的です、リビングやキッチンなど足元が冷えるところに設置すると冷えの悩みも解消できます。ストーブのように火傷やコードにひっかかる心配もなく、部屋の空気も汚しません。

床は直接熱の影響を受けるので、ヒビワレや反りが生じる場合があります。
床暖房用のフローリングは含水率を通常より下げ、膨張や収縮を抑えた仕様になっています。フローリングの施工の前に床下の熱源体を施工するという過程が増えるので、通常のフローリングより工期がかかりましたが、フローリングと熱源体が一体化した「一体型遮音床暖房」の商品も開発され、工期の短縮や工事費もお得になります。

「ホットカーペット可」という仕様もあり、これはフローリングの表面が直接熱を受けるので、熱による変色や反り・ヒビワレに対応したフローリングになります。

 

アウトレットフローリング. Bookmark the パーマリンク.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です